2019年12月米国CBP発表 ESTAのルール改定について
米国税関国境取締局(CBP)は、現行の規定に沿って、ESTA電子渡航認証システムを利用して渡米する海外旅行者に対し、渡米の予定がわかり次第なるべく早く、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAを申請するよう注意を呼びかけています。 今までのESTAの審査ルールでは通常、審査工程にすぐ進み即時発給されるケースが多かったエスタですが、このルール改定により今以上審査時間に時間がかかるようになります。 少なくても渡米日の72時間以上前にESTA申請をすることを強くお勧めします。確認漏れで出発当日まで申請を行っていない場合、ESTAの発給が行われず飛行機に搭乗できないケースがございます。
CBPトッド・オーウェンからのメッセージ
CBPエグゼクティブ・アシスタント・コミッショナーであるトッド・オーウェン(Todd Owen)は次のように述べています。「2007年のESTAのルール実施以来、ESTAは、ビザなしの旅行に内在する脆弱性を少なくしています。 アメリカ合衆国が定めるビザ免除プログラム(VWP)の要件を満たしている場合、参加国の市民が観光又はビジネスなどの目的で90日以下ならばビザなしで米国旅行することが可能です。 ESTA(Electronic System for Travel Authorisation)は、VWPのルール下で米国に旅行する訪問者の適格性を判別を行う自動化されたシステムです。