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メキシコ渡航前に絶対必要なもの
メキシコ渡航前に絶対必要なもの もくじ
・メキシコ渡航前に必ず確認しよう
・アメリカ経由便の場合ESTA申請が必須
・有効期限
・アメリカ経由でメキシコ入国する場合の注意点
・メキシコ渡航はビザ必要?
・メキシコはツーリストカード必要?
メキシコ渡航前に必ず確認しよう
出張、旅行、留学など、海外渡航の目的は人それぞれかと思います。
目的地が決まれば、航空券や滞在先の手配、滞在先での観光地の下調べなど、色々と準備や情報収集に追われることでしょう。
しかし海外へ渡航する際に必要なのは、こうした航空券などの準備や荷造りだけではありません。
期間や航路によっては、パスポートを提示するだけでは入国出来ない国もあります。
ここでは、メキシコへ入国する際の条件とその手続きについてご説明したいと思います。
日本からメキシコへの入国には、空路で直航便を利用するか、アメリカを経由して入国する方法があります。
ここでは空路によるメキシコ入国について説明していきます。
アメリカ経由便の場合ESTA申請が必須
アメリカ経由でメキシコに入国する場合、メキシコへの入国条件と合わせて、アメリカへの入国条件を満たす必要があります。 日本人がアメリカに短期の観光や出張(商用)で訪れる場合、90日以内の滞在であればビザは不要ですが、ESTA(電子渡航認証)の取得が義務です。 これは、アメリカが最終目的地ではなく、他国への乗り継ぎのわずかな時間であっても同様です。 アメリカで就労や留学などの90日を超える長期滞在にはESTAは適用されず、目的にあったビザの取得が必要なので、その場合はアメリカの公式ビザ情報を確認しましょう。
ESTAは渡航毎に取得する必要はなく、一度取得すれば2年間有効です。 有効期限が切れても、次の渡米の予定が無ければ再度申請の必要はなく、次回取得までに空白期間があっても問題はありません。 しかしESTAが有効期限以内でも、そのESTA取得時に登録したパスポートの有効期限が切れると、そのESTAの有効期限も同様に切れます。 新しいパスポートでアメリカ入国は出来ませんから、新しいパスポート情報と共にESTAを取得し直す必要があるので注意して下さい。 空港では搭乗手続きの際にESTAの有無を確認するので、ESTAを取得していない場合は搭乗自体を拒否されます。 ESTAの取得は渡航前に必ず余裕を持って済ませておきましょう。
アメリカ経由でメキシコ入国する場合の注意点
アメリカとメキシコでは、ビザ無しで滞在出来る日数が異なります。 アメリカはビザ無しで90日以内の滞在にESTA取得を義務付けています。 メキシコはビザ無しで滞在出来る最大日数を180日としています。 つまり日本とメキシコの往復にアメリカを経由する場合は、通過国のアメリカへの入国条件を満たさないとメキシコにたどり着けませんから、メキシコでの滞在を必然的に90日以下にすることになります。 ただしメキシコの滞在期間は、無条件に180日可能というわけではないので次の章を必ず参照して下さい。
メキシコ渡航はビザ必要?
報酬を伴わない180日以内の滞在であれば、基本的にビザは不要です。 それ以外の場合、また国政によって状況が変わることもあるので、渡航前に在日メキシコ大使館の最新情報を確認しましょう。 ただし、入国時に必ず180日間が保証されるのではありません。 実は入国時の審査官のさじ加減次第で、数日だったり数十日だったり無作為に決定されてしまいます。 入国審査のその場で明記された日数を確認し、滞在許可日数が出国予定より少なかった場合は、帰国便の日付を見せ予定滞在日数以上になるよう訂正してもらいましょう。 万が一後日気づいた場合でも滞在先の入国管理局へ行き申請をすれば変更は可能ですが、必ずしも英語が通じるわけではなく、手続きに時間のかかる国なので、その場ですませることが大事です。
メキシコはツーリストカード必要?
入国審査の際に、ツーリストカードを提出する必要があります。 空路の場合、飛行機内で渡されるので機内で記入しておきましょう。 入国審査を終えると、パスポートと一緒にこのツーリストカードの半券を渡されます。 この半券は、出国時に必ず必要になるので大事に保管しておきましょう。 万が一無くしても出国審査は可能ですが、空港内の入国管理局に行き、指定の書類に記入、有料になるので銀行で指定額を入金し、支払済を証明する用紙を持って入国管理局へ再度出向き、ツーリストカードの再発行です。
空港であっても日本語はもちろん英語も通じないことが多く、時間によっては銀行が空いてないこともあります。 登場予定便に乗り過ごしても、渡航者の自己責任につき代替の補償はありません。 半券は絶対無くさないようにしましょう。