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【米国】アメリカ旅行準備中知るべきこと総まとめ

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アメリカ渡航には何が必要か?

ひと口に「アメリカ」といっても、日本と違いとてつもなく広い国です。時差もあります。それも、西海岸(例:サンフランシスコ)と東海岸(例:ニューヨーク)では3時間もの時差があるのです。言語・風俗・習慣なども異なります。 そんなアメリカに旅行するに際して、アメリカとはどんな国なのか、渡航の手続き、どんな持ち物を準備したら良いのかなどについてこれからご紹介して行きます。


エスタの申請はESTAの審査結果確定まで72時間ほどかかる場合もあるため、アメリカ本土への渡航予定が決まったら早めの申請をおすすめします。 また、適格性の質問に対して”はい”を選択した場合は72時間を超える場合も御座います。

そのため渡航計画の段階からESTAを取得し渡航認証許可を得るのがおすすめです。 滞在先情報なども航空会社が別途アメリカ合衆国へ伝えるため事前にわからない、書き方がわからないなど未定の場合でも申請が可能です。 その場合はUNKNOWNと申請フォームに入力し申請を提出してください。



アメリカの基本情報

アメリカの基本情報

アメリカ合衆国の主要な基本情報です。

正式国名 アメリカ合衆国
州の数 50州
面積 面積 962万8,000㎡(日本の約25倍)
人口

約3億2,571万人(世界の人口ランキング2019年による)

1位中国:13億8,639万人、2位インド:13億3,918万人に次ぐ世界第3位
時差

本土には4つの時間帯、ハワイに1つと5つの時間帯があり日本との時差は次のとおりです。なお、下記の時差は「標準時」(サマータイム時期を除く)のものです。

・東部(ニューヨーク・ワシントン・マイアミなど):ー14時間 

・中部(シカゴ・ヒューストンなど):-15時間

・山岳部(ソルトレークシティなど):-16時間

・西部・太平洋(ロサンジェルス・サンフランシスコなど):-17時間

・ハワイ(ホノルル・マウイなど):-19時間
サマータイム

アメリカで「Daylight Saving Time」と呼ばれ、4月の第1日曜日~10月の最終日曜日までの間は「1時間」早くなります。両日とも夜中の2時に切り替わります。この時期に渡米する方は十分な注意が必要です。

仕事後の余暇の促進やエネルギーなどの節約を目的として設定されました。

殆どの地域で「サマータイム」が導入されていますが、ハワイ州・アリゾナ州・インディアナ州ではサマータイムを実施していません(州の中でも多少の例外はあります)。
首都 ワシントン特別行政区(Washington D.C.)
経済の中心地はニューヨーク市です。
政体 大統領制・連邦制
独立記念日 1776年7月4日
アメリカの独立宣言が公布されたことを記念するアメリカ合衆国の記念日です。

以上がアメリカに関する基本情報ですが、今度は、アメリカに旅行するに際しての準備や手続きなどについてご紹介します。 かなり前以って準備しなければならないのものもありますので、チェックリストなどを作成して準備を万全に整えておきましょう。

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【アメリカ旅行の準備とその手続き】

航空券・ホテル等の予約

航空会社、旅行代理店、インターネットなど予約の方法は色々あります。準備期間を十分に取れば、価格の比較もできますので、最終的に予約をする前に情報の収集を行いましょう。

パスポート(旅券)

現在パスポートをお持ちでない方は、必要書類を揃え、各都道府県のパスポート取得申請窓口にて申請をしてください。申請後1週間ほどで交付されます。

日本国パスポート申請時に必要なもの
1.一般旅券発給申請書(窓口で入手)
2.戸籍抄本または戸籍謄本:1通 (6か月以内に発行されたもの)
3.パスポート用の写真:1枚 (パスポートセンターの周りに写真取れる場所があるので当日でも可)
4.本人確認のための書類:1点または2点 (運転免許証・写真付の個人番号カード(写真付のマイナンバーカード)・写真付の住基カード・船員手帳・宅地建物取引士証・身体障害者手帳等など)
パスポートを既にお持ちの方は、残存期間の確認をしてください。
日本に帰国するまでの残存期間があれば、問題はありませんが、アメリカ入国時に「90日以上」の残存期間が望ましいとされています。

アメリカでの滞在期間が90日以内であること、渡航目的が観光・商用であればVISA(査証)は必要ではありませんが、【ESTA認証】が求められます。 これは、2009年1月12日より、日本を含む全てのビザ免除プログラム対象国の渡航者が上記条件で渡航する際に取得が義務付けられたものです。 パソコンやスマートフォンでESTAの申請・取得できます。


クレジットカードやデビットカード

航空券やホテルを予約する際にも、クレジットカードの提示を求められるケースが多くなっています。 クレジットカードをお持ちでない方は出来るだけ早めに用意しておきましょう。 アメリカを始め、海外ではクレジットカードは必須アイテムです。 支払いはもちろんですが、「身分証明書」としての役割も果たします。

ホテルやレンタカーでは間違いなくクレジットカードの提示を求められます。
もし、クレジットカードを所持していない場合には、全額を現金またはトラベラーズチェックで支払うよう求められることもあります。

特に、アメリカは「クレジットカード社会」です。スーパーマーケットなどでは、例え数ドルでもクレジットカードで支払う人もいます。ショッピングや飲食にはクレジットカードはなくてはならないアイテムです。 今は国内カードも、アメックス・VISA・Master Cardなどの国際カードと提携しているので、渡米前にどれかのカードを必ず取得しておくことをオススメします。 紛失や盗難に備え、クレジットカードの番号やカード会社の連絡先は必ず控えておきましょう。

現金またはトラベラーズチェック

いかにクレジットカード社会といえども、アメリカ旅行中にはどうしても「現金・トラベラーズチェック」が必要になる場面があります。 その1つは「枕TIP」です。方法や額などについては後述しますが、これ以外にも、何らかの場合にTIP(ホテルのベルボーイなど)を支払う場面があります。 この時には、クレジットカードやトラベラーズチェックでの支払いはできません。その他街中のスタンドなどでの少額の買い物にも現金が必要な場合があります。

現金の額は滞在日数によっても異なりますが、1日50~100ドルを目安に用意しましょう。現金は紛失しても一切の保証はありませんが、トラベラーズチェックは、 万が一紛失の場合は再発行できます。アメリカで必要な額を現金化する場合や、支払いの際に便利です。

現金は、外国為替を扱う銀行の窓口で簡単に両替できますが、金種には1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル紙幣を混ぜて両替しましょう。 銀行は、手間が簡単なので、100ドル紙幣を薦めますが、100ドル紙幣は避けた方が無難です。何故ならば、アメリカでは100ドルの「偽札」が多い為、受取を拒否されることもあるからです。

海外旅行障害保険

アメリカの医療費はとても高く、1週間の入院が伴うような場合には数十万円、手術が必要な場合には数百万円になったケースもあります。 入院・治療、死亡時、携行品の盗難などがセットになった「海外旅行傷害保険」には必ず加入されるようオススメします。
アメリカを始め、海外では盗難も大変多いので注意が必要です。

アメリカ旅行で必要な持ち物

旅行で必要な持ち物

旅行に出掛けるには、それなりの持ち物が必要です。昔は、みそ汁やインスタントラーメンなどを持って行く人も多かったようです。 都市部へ旅行する場合には、比較的手に入りやすく、日本食レストランも多くありますので、持って行く必要はないと思われます。

 

重要品

 

□パスポート(及びそのコピー)
□証明写真(パスポート紛失の為の再発行に必要)
ESTA
□海外旅行障害保険
□クレジットカード
□現金・トラベラーズチェック
□航空券

 

鞄等

 

□旅行用トランク
□観光時の小型バッグ
□土産用ビニールバッグ(折りたたみ式)

 

機器類

 

□携帯電話・スマホ
□充電器(変圧器付き)

 

洗面道具

 

□歯ブラシ・歯磨きセット
□シェーバー(男性用)
□櫛・ブラシ
□整髪料

 

医薬品
化粧品

 

□常用薬(正露丸など)
□バンドエイド
□メソレータム
□化粧品
□日焼け止め

 

その多  身の回り品

 

□老眼鏡・ルーペ眼鏡
>□サングラス
□ボールペン・メモ帳
□傘
□扇子
□楊枝

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ESTAの申請を開始


TIP(チップ)

チップの支払い方法と相場

欧米は「TIP社会」です。日本にも旅館などでの「心付け」のような風習はありますが、このTIPシステムは任意ではありません。TIPが必要ない場合もありますが、TIPの支払いには十分な注意が必要です。

飲食やその他サービスを伴う場合には必ずTIPが必要です。日本人の観光客はTIPには慣れていないため、TIPを忘れることも多いので、勘定明細にTIPの明細が記載されているケースも増えています。勘定書きの下段に、TIPの参考として、15%、18%、20%の額が記載されています。これを参考にして、飲食代に上乗せして支払うのです。

もし、TIPを支払わなかったときはどうなるでしょう? 
テーブルを担当したウェイター・ウェイトレスがあなたを追い掛けてきます。彼らの基本給は比較的低く抑えられている為TIPが大きな収入源であり、TIPが貰えなければ生活が成り立たないのです。
最近は、TIPの配分方法も変わりつつあるといいます。従来は、テーブルの担当者が全て受け取っていたものを、担当者・コック・洗い場などのスタッフで分配するシステムも多くなっているそうです。

ホテルに宿泊する場合には、枕TIPが必要です。ハウスクリーニングの担当者にとってもTIPは大きな収入源です。これを忘れても追いかけて来るようなことはありませんが、必ず忘れずに支払ってあげてください。
目安は、1日1部屋につき「2~3ドル」です。置く場所は「枕の上」という意味で枕TIPと呼ぶのですが、ベッドサイドであればどこでも構いません。

その他、ポーター、ベルボーイ、タクシーといったサービスに対してもTIPが必要です。荷物は1個に付き1~2ドル、タクシーの場合はメーター料金に10%~15%がTIPの目安です。街中でのショッピングなどの場合TIPは不要です。

入国審査・税関申告

入国審査・税関申告

アメリカの最初の地点で「入国審査」及び「税関申告」が必要になります。 乗継の場合でも、最初の到着地にて入国手続き・税関申告を行うことになっています。
まず「指紋認証」から始まります。入国審査官の指示通りに認証器に指を押し付けるだけです。
次は入国の為の質問に答えます。どうしても解らなければ、日本語でその旨を伝えれば、日本語の解る人が助けに来てくれます。


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入国審査時によく聞かれる質問

質問の内容は殆どが定型的なもので、次のパターンのどれかに当てはまります。
簡単に答えられるように渡航前にちょっと練習しておきましょう。答えは単語だけで大丈夫です。

入国審査質問事例集

・What is your purpose of your visit?/渡航目的は?→Sightseeing(観光です)
・How long will you be staying?/何日位滞在しますか?→1 week(1週間です)
・First time to the US?/アメリカは初めてですか?→Yes(そうです)
・Where will you be staying?/どこに滞在しますか?/Hyatt Hotel(Hyattホテルです)

入国審査が済めばこれでアメリカに入国することができました。次は、Baggage Claim(預け荷物受取所)
から日本で航空会社に預けた荷物を取出します。
申告する物が無い場合には、税関吏に「税関申告書」を手渡すだけで終了です。

牛肉エキスが入ったカップラーメンなどを持っている場合は申告の必要があるので、注意しましょう。
申告をせずに見つかってしまった場合は、罰金500ドル(日本円約55,000円)が科せられることがあります。
「必要な持ち物」の項でも説明しましたように、持ち込まない方が無難です。

アメリカ渡航前に知るべきことまとめ

アメリカは、言語・文化・風俗・習慣などにおいても日本と全く異なる国です。例え言葉が解らなくても何事にも積極的に挑戦してみましょう。 アメリカは、白人・ヒスパニック系・アフリカ系などの民族で構成されていますが、一般的には性格も明るく友好的な国です。エレバーター内では見知らぬ者同士が挨拶もします。 アメリカ滞在中にはきっとアメリカの良さを体感し、帰国に際しては日本の良さを再確認することになるでしょう。

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