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ESTAとは?
ESTAとはアメリカへ渡航する者が法の執行あるいは、安全保障のいずれも脅かす危険性がないかを事前に審査するための、アメリカ合衆国ビザ免除プログラムのことです。 このESTAを取得することによって、ビザを取得しなくてもアメリカへ渡航することが可能となります。 ビザ免除対象国から短期のビジネス目的や観光目的でアメリカへ渡航する場合や、メキシコ、プエルトリコ、米国バージン諸島などの他の国へ米国を経由して通過する場合も取得が義務付けられています。
ESTAとは? ESTA(エスタ)の仕組みわかりやすく徹底解説 もくじ
・ESTAとは
・なぜESTAが必要なのか
・ESTAの有効期限と滞在可能日数詳細
・ESTA取得し直しが必要な方一覧
・有効期限内のESTAを持っている場合
・ESTAが不要な人
・アメリカESTA申請 3つの方法
・ESTAで渡航できない場合
なぜESTAが必要なのか
ESTAは、アメリカへの渡航に必要な手続きのひとつであり、アメリカへ入国する前に取得する必要があります。これは、アメリカへの渡航者が、法律の遵守や安全保障について、危険性がないかを事前に確認するためのものです。
ESTAは、ビザ免除プログラムの一部であり、ビザ免除対象国からアメリカへ短期のビジネスや観光などの目的で渡航する場合や、メキシコやプエルトリコ、米国バージン諸島などの国から米国を経由して通過する場合にも取得が必要です。これによって、ビザを取得しなくてもアメリカへ渡航することができるようになります。
それでも、ESTAは申請が拒否される可能性があるため、アメリカへの渡航を計画する際には、事前に必要書類を整え、早めに申請を行うことが望ましいです。また、申請が拒否された場合には、再申請することもできますが、それでも承認が得られない場合は、ビザを取得する必要があることが多いです。
日本のパスポートは世界的に信頼性が高く、短期滞在であれば、ほとんどの国にフリーパスでできるといっても言い過ぎではありません。
ビザなしで入国できるための取り決め(一般査証相互免除措置)があり、その条件は国ごとに異なります。
アメリカでは、ビザ免除プログラムと呼ばれる「90日以内」の滞在が可能となるプログラムがあります。それがESTAとなります。
アメリカへ渡航予定のある方はこのESTAを渡航前に取得しないといけません。未成年者 (18歳未満の子供) でビザ免除対象国の国民でもある場合もESTAを申請する必要があります。
ESTA申請に必要なもの
以下の情報を準備し、ESTAの申請を始めてください。
・有効なパスポート顔写真の全体部分
・パスポート情報 (氏名・パスポート番号・パスポートの発行日と有効期限)
・クレジットカード情報もしくはデビットカード、Paypalアカウント
・申請者の情報(住所・連絡先などの個人情報)
・申請者の詳細情報(両親の名前やその他 任意項目多数あり)
・電子メールアドレス
・旅行の詳細 (目的、予定された滞在期間、滞在先など)
・雇用情報や経済的な支援元の情報
・前回アメリカへの渡航に関する情報
・その他、申請フォームに必要とされる情報
渡航日ぎりぎりにESTA申請した場合、渡航日までにESTA電子渡航認証の申請結果が出ない可能性がございます。 アメリカへの渡航予定が決まり次第、ESTA申請を行ってください。以下のボタンからESTA申請を開始できます。
ESTAの有効期限と滞在可能日数詳細
有効期限は2年
*承認されたESTA申請は2年間、あるいはパスポートの有効期限のいずれか早い日付まで有効で、
有効期限内であれば、渡航認証許可が継続して出ている場合、何度でも渡米できます。
(承認済みのESTAで渡米する場合は、1回につき90日以内の滞在が可能)この有効期限90日間は、
入国管理局が入国を許可して入国した日から起算し計算されます。
90日を超える旅行はビザ取得
アメリカに90日以上滞在する必要がある場合、ESTAでの渡航が行えないため必要に応じて適している渡航ビザを調べることが重要です。多くの場合、B-1またはB-2ビザになります。
2018年12月12日にCBPの審査ルール改定により、即時審査は廃止されました。渡航の72時間前にESTA申請を行うよう強くアナウンスされています。
ビザ免除でアメリカへ空路で渡航する場合は、必ず事前にESTAを取得してください。
ESTAの取り直しが必要な方一覧
以下の場合には、新規のESTA電子認証の申請が必要となります。
・ ESTA(エスタ)をいままでに取得したことない場合
・ ESTA(エスタ)の有効期限が切れた場合
・ ESTA(エスタ)の有効期限内に入国できない場合
・ パスポートの有効期限が切れた場合(パスポート番号が失効するため)
・ 新しいパスポートが発行された場合(パスポート番号が変更となるため)
・ 国籍が変更となった場合 (国籍変更後のパスポートで申請が必要)
・ 婚姻・離婚など名前 or 性別 or 国籍 を変更した場合
(パスポート情報を書き換えた場合のみ)
・ 各種ESTAの質問状況に変化が生じた場合(最新情報の報告義務があるため)
・ 国籍が変更となった場合
・氏名、姓名を変更した場合
・ 性別を変更した場合(ESTAは今のところ、申請時に性別を選択する方式を採っていません。渡航者が最も自然だと感じるいずれかを選択するよう推奨されています。
ESTAでは、単に申請時の選択性別が原因で認証を拒否することはありません。)
以下の場合は有効期限内であれば再度申請不要です。
・ アメリカでの滞在先が変更となった場合
(航空会社が代わりにアメリカ合衆国へ申告)
・ 姓名変更となったが、パスポートの書き換えを行っていない場合
(ICチップ内の情報がそのままのため)
以下の場合はESTA自体不要です。
ESTAは、ビザなしでアメリカに渡航するために必要な承認ですが、すべての人がESTAを申請する必要があるわけではありません。
・ 既に有効な米国ビザを取得している場合
・ アメリカのパスポート保持者(入国時はアメリカのパスポートを使用)
・ グリーンカード保持者
アメリカESTA申請 3つの方法
・申請代行会社による申請 -
初めて渡米される方におすすめ。サポートが充実しています。
専門的に業務を行っているため、問題解決能力が高く、万が一のための保険という意味で考えれば
申請費用は妥当なものとなります。政府サイトに問題があった場合は申請代行会社が再度リトライ申請なども行ってくれるため、
一度申請を依頼すれば取得まですべてを処理してくれるため、パソコンの操作が不慣れな方・英語や電子渡航認証システムの制度をあまり把握できてないけど渡航したい方、
すべてを任せたい個人・法人企業などの会社組織に属している方に向いています。近年、申請作業の外注化目的で企業での申請をすべて依頼するケースも増えています。
一番安価に申請ができますが、各種サポートがついてきません。
万が一問題が生じた場合、英語での電話や問い合わせが必要となります。
原則、本人からの連絡が必要であり英語を書くか、話せる必要があり万が一問題が起きた際のハードルが高いのが特徴です。
問い合わせの返答は10日から14日の返答時間が一般的で問題解決まで時間がかかることが一般的です。
渡航日までの日数が少ない方は自己解決が困難な場合、非常にリスキーとなる場合がございます。
また、申請フォームが最適化されていないため、余分な項目が多数あり、申請ページも多いため申請時間が余計にかかります。
航空券を購入した時に窓口相談ができます。少々割高で申請完了までの日数が比較的長く急ぎの方に向いていません。 その旅行代理店で航空券を購入した方しか申込できない場合が多く、相談に乗ってくれない場合が多いです。 相談がある場合、オプション料金での相談になる可能性もありますので必ず事前にオプション料金がないか確認ください。 査証や電子認証を業務として専門的に行っていないため、誤った案内を受ける可能性もあります。 窓口で申し込み手続きが必要であり手続きに時間がかかります。 早割りを使用しないと逆に割高となるケースもございます。
ESTAで渡航できない場合等
ビザ(査証)未取得で空路を使いアメリカに入国する際はESTA(エスタ)が必要になります。
ESTAの審査は一般的に72時間以内に審査結果が出るものですが、繁忙期や政府システムにシステムトラブルが起きた場合は通常より時間がかかります。
即時認証制度が撤廃されたため、以前より厳格な審査が行われています。
ETSAの渡航認証許可が下りても、アメリカに入国できる保証はありません。ESTAはビザではないことを覚えておいてください。最終的にアメリカの入国審査官ががあなたの渡航許可の有効性を確認するためのチェックを行います。
現在では米国合衆国から72時間前に申請するようアナウンスされています。直前でも結果がすぐに出る場合もありますが旅行プランが決まったら、事前に余裕を持って申請を行ってください。
ESTA申請が却下された場合は、B-1ビジタービザAまたはB-2ツーリストビザを申請する必要があります。