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CBP Global Entry Programとは
グローバルエントリー(Global Entry)とは
アメリカ合衆国CBP(税関・国境警備局)のTRUSTED TRAVELER制度のプログラムとなり優先レーンにて入国審査をスピーディーに行えます。
グローバルエントリープログラム(通称 GE )とは、事前入国審査プログラムのひとつです。
予約した日時に空港内の登録センターにて面接を受けます。
(運転免許証やパスポートなどの身分証明書が必要となります)
Global Entryの登録費用は100米ドルとなり、有効期限は申請してから5年間となります。 このグローバルエントリー参加者はキオスク端末が設置されている特定の米国の空港から入国する場合に限り、 自動キオスクにて機械読み取り式パスポート、米国ビザ米国永住権カードを端末にスキャンし、指紋照合を行った後、 税関申告を行うことで入国可能となります。 このGlobal Entryの承認が下りる前に、申請者は米国内の登録センターで米国税関・国境取締局(CBP)職員による面接を受けなければいけません。
CBP Global Entry Programとは もくじ
・プログラムのメンバー登録方法
・CBP Global Entryでの入国のメリット
・CBP Global Entryの申請対象者
・CBP lobal Entry申請対象外となる方
・プログラム審査通過率
・日本人も自動端末審査できる?
・グローバルエントリーの登録方法
・グローバルエントリーを更新する方法
・グローバルエントリーのよくある質問
・グローバルエントリーが導入されている空港一覧
プログラムのメンバー登録方法について
① Global Entryのサイト上で申請フォームから申請し、申請料金100ドルを支払う
② 審査を経て事前審査に通過した場合、指定された空港内の登録センターにおいて
CBPの面接官と面接を行うためCBP(米国税関・国境警備局)から予約確認の連絡があります。
③ 前もって予約した面接日に空港内の登録センターにて面接を受けます。
その際に、CBP(米国税関・国境警備局)によるグローバルエントリー申込書のの審査と運転免許証やパスポートなどのと申込資格の確認が行われます。
④ 審査通過後グローバルエントリーのメンバーとふさわしいと承認された場合、CBPの職員が証明写真の撮影と指紋情報の採取を行います。
⑤ CBP職員によりグローバルエントリープログラムの説明が行われ、グローバルエントリープログラムの手続き終了
CBP Global Entryを取得すると事前入国審査の認証を受けることでスピディーに入国審査を受けることが可能になります。 グローバルエントリープログラムのメンバーは、米国へ入国する際に、75以上の空港に設置されているグローバルエントリー税関キオスクを利用することができます。
Global Entryでの入国のメリット
CBP Global Entryで入国する場合以下のメリットが御座います。あなたの時間は貴重です。 事前審査を受けたグローバルエントリーメンバーは、米国に到着し、グローバルエントリーのキオスクでチェックインを済ませると、すぐにご利用いただけます。
- 従来の入国審査の列に並ばなくていい
- 手書きで記入する書類が無い
- 他国での簡易入国特典へのアクセス
- 米国の主要空港で利用可能
- TSA Pre✓®の資格
Global Entryの申請対象者
14歳以上でアメリカ市民、アメリカ国籍所持者、米国永住者、特定の他国市民
2020年時点で日本国籍は米国の永住権を取得済みの方のみ対象です。
永住権とは永住者カード (Permanent Resident Card)グリーンカードとも言われていますが、この取得者のみ申請可能です。
2020年時点のグローバルエントリーに登録できる対象者と対象国は以下の国となります。
対象国籍と条件
米国の国民および永住者
アルゼンチン
オーストラリア
カナダ
コロンビア
ドイツ (ドイツ連邦警察局から許可を受けている方)
インド
イギリス(英国内務省から事前許可を取得している方)
メキシコ
ニュージーランド
パナマ
大韓民国(スマートエントリーサービス(SES)プログラムに登録済みの方)
シンガポール
スイス(スイス連邦警察に通関申請が必要)
台湾(犯罪歴証明書が必要)
日本人(プロモーションコードをお持ちの方)
国籍の国によっては、追加の要件を満たさなければならない場合があります。グローバルエントリーを申請する際は申請ページを必ずご確認ください。
申請対象外となる方
以下に該当する場合は、グローバルエントリープログラムへの参加資格がない可能性があります。
参加資格が無い方
・申請対象国籍ではない方
・申請書に虚偽または不完全な情報を記載した場合
・刑事告訴が保留されている場合(飲酒運転を含む)
・いずれかの国の税関、移民法、農業規制または法律に違反していることが判明した場合
・連邦、州、または地方の法執行機関による進行中の調査の対象となっている
・移民法の下で米国への入国が認められていない者(承認された入国不許可の免除または仮釈放書類を持つ申請者を含む)
・税関申告で申告漏れで罰金を受けた履歴
日本人も自動端末審査できる?
CBP Global Entryではありませんが一部の空港(ハワイなど)では自動入国審査 (APC: Automated Passport Control)というシステムが導入されており、2009年以降アメリカへの渡航歴があればこの自動入国審査端末にて入国審査を受けることが可能です。
APCは事前登録や会員登録は不要で無料で利用可能です。
グローバルエントリーの登録方法
ここからはグローバルエントリーの登録方法を説明していきたいと思います。
Global Entryの申請は、
グローバルオンライン登録システム (GOES) から行えます。
Global Entryの登録費用は100米ドルとなり、有効期限は申請してから5年間となります。
このオンライングローバルエントリーの手続き後に面接を受け登録完了します。
グローバルエントリーを更新する方法
グローバルエントリーの有効期限は1年間ですが、1年毎にグローバルエントリメンバーシップを更新することが可能です。
1.TTP Systemアカウントにログオンします(https://ttp.cbp.dhs.gov/)。
2.[ プログラムメンバーシップ]で[ ブルー 更新アプリケーション]を 選択します-[個人情報]ページが表示されます。更新を完了して支払います。
3.更新時に再度面接を求められる場合があります。
4.面接を求められず、更新が承認された場合、新しいカードが登録された住所へ郵送されます。
プログラム審査通過率
統計では申し込んだ旅行者の95%~97%がGlobal Entryの審査をを通過し、残りの旅行者3~5%が不合格となり通常不合格の理由が伝えられます。 許可されたケースのうち、1%未満のケースでは取り消されるとされ、このような状況では、取消の説明はされません。
参考資料:
Global Entry Applications Rejected for Past Brushes With Law - The New York Times
https://www.nytimes.com/2014/04/24/travel/global-entry-and-company-worth-the-price.html
Global Entry Applications Rejected for Past Brushes With Law - The New York Times
https://www.nytimes.com/2014/04/24/travel/global-entry-and-company-worth-the-price.html
グローバルエントリーのよくある質問
グローバルエントリーに登録できないのはどのような人ですか?
・申請に関する虚偽または不完全な情報で申請した方
・刑事犯罪で有罪判決を受けているか、未解決の令状を含む刑事告発をされている方
・国の税関、出入国管理、農業の規制または法律に違反している方
・連邦、州または地方の法執行機関による調査の対象者
・入国不可または仮釈放文書の承認された免除を持つ申請者
米国市民だが、合法的な永住者でない場合登録できますか?
グローバルエントリーは、FLUXおよび韓国のスマートエントリーサービスメンバーに登録しているオランダ国民にもご利用いただけます。
ドイツ、パナマ、およびメキシコの市民もグローバルエントリーを申請できます。カナダのNEXUSメンバーにはグローバルエントリー特典がありますが、参加資格はありません。
韓国国籍保持者です。グローバルエントリーに応募できますか?
はい、韓国国民は現在、グローバルエントリに申請できます。韓国国民は、まず韓国入国管理局が運営するスマートエントリサービス(SES)プログラムに登録する必要があります。
導入済み空港一覧
アブダビ国際空港(AUH)*
アンカレッジ-テッドスティーブンス国際空港(ANC)
アルバ-ビアトリクス国際空港(AUA)*
オースティン-オースティンバーグストロム国際空港(AUS)
ボルチモア/ワシントンインターナショナルサーグッドマーシャル空港(BWI)
バミューダ国際空港(BDA)*
ボストンローガン国際空港(BOS)
バーリントン国際空港(BTV)*
カルガリー国際空港(YYC)
シャーロットダグラス国際空港(CLT)
シカゴミッドウェイ国際空港(MDW)*
シカゴオヘア国際空港(ORD)
シンシナティ/ノーザンケンタッキー国際空港(CVG)
クリーブランドホプキンス国際空港(CLE)
ダラス/フォート ワース国際空港(DFW)
デンバー国際空港(DEN)
デトロイトメトロポリタン空港(DTW)
ダブリン空港(DUB)*
エドモントン国際空港(YEG)
フェアバンクス国際空港(FAI)
フォート ローダーデール/ハリウッド国際空港(FLL)
ジョージブッシュインターコンチネンタル空港、ヒューストン(IAH)
グランドバハマ国際空港(FPO)*
グアム国際空港(GUM)
ハリファックススタンフィールド国際空港(YHZ)
ハートフォード-ブラッドリー国際空港(BDL)
ハーツフィールドジャクソンアトランタ国際空港(ATL)
ホノルル国際空港(HNL)
ヒューストン–ホビー国際空港(HOU)
インディアナポリス国際空港(IND)*
ジョンFケネディ国際空港、ニューヨーク(JFK)
ジョンウェイン空港(SNA)*
カンザスシティ国際空港(MCI)
ランバート-セントルイス国際空港(STL)
ロサンゼルス国際空港(LAX)
マッカラン国際空港、ラスベガス(LAS)
マイアミ国際空港(MIA)
ミルウォーキー-ジェネラルミッチェル国際空港(MKE)
ミネアポリス/セント ポール国際空港(MSP)
モントリオールピエールエリオットトルドー国際空港(YUL)
ナッシュビル国際空港(BNA)
ナッソー-サーリンデンピンドリング国際空港、バハマ(NAS)*
ニューオーリンズ国際空港(MSY)
ニューヨーク–スチュワート国際空港(SWF)*
ニューアークリバティー国際空港(EWR)
オークランド国際空港(OAK)*
オンタリオ国際空港(ONT)*
オーランド国際空港(MCO)
オーランド-メルボルン国際空港(MLB)*
オーランド-サンフォード国際空港(SFB)
オタワマクドナルドカルティエ国際空港(YOW)
フィラデルフィア国際空港(PHL)
フェニックススカイハーバー国際空港(PHX)
ピッツバーグ国際空港(PIT)
ポートランド国際空港(PDX)
プロビデンス– TFグリーン国際空港(PVD)
ローリー・ダーラム国際空港(RDU)*
サクラメント国際空港(SMF)*
サイパン国際空港(SPN)*
ソルトレイクシティ国際空港(SLC)
サンアントニオ国際空港(SAT)
サンディエゴ国際空港(SAN)
サンフランシスコ国際空港(SFO)
サンノゼ国際空港(SJC)*
サンフアンルイスムニョスマリン国際空港(SJU)
シアトルタコマ国際空港-シータック(SEA)
シャノン空港(SNN)*
サウスベンド国際空港(SBN)*
サウスウエストフロリダ国際空港(RSW)*
タンパ国際空港(TPA)
トレドエクスプレス空港(TOL)*
トロントピアソン国際空港(YYZ)
バンクーバー国際空港(YVR)
ワシントンダレス国際空港(IAD)
ウィニペグジェームズアームストロングリチャードソン国際空港(YWG)
*が記載されている空港ではグローバルエントリーの登録は行えません。